【レビュー】アズール

そもそもアズールとは…

ムーア人によってもたらされた美しい装飾タイルです。
そんな装飾タイルの美しさに魅了されたポルトガル国王は、自らの宮殿の壁を同様のタイルで装飾するように命令しました。

プレイヤーはタイルアーティストとなり、誰よりも美しく宮殿を装飾することを目指すタイル配置ゲームです。

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アズールのルールと遊び方

ゲームの簡単な流れ

ラウンドでは3つのフェイズを行います。

これをゲームの終了条件が満たされるまで繰り返します。

ゲームの終了と勝利

『壁へのタイル配置』で、タイル5枚を横一列に並べたプレイヤーがいた場合、ゲームが終了します。

追加の得点計算を行い、勝利点が最も多い人の勝ちです。

手番でやること

1：工房の提示

工房展示ボードかテーブル中央から同じ色のタイルをすべて取ります。
取ったタイルは、配置ルールに従って、図案ラインに置きます。

これを場のタイルが無くなるまで繰り返します。

2：壁へのタイル配置

完成した図案ラインのタイル1つを、右側の壁の同じ色のスペースに置きます。

壁に置くごとに勝利点をすぐに獲得します。

3：次のラウンドの準備

すべての工房展示ボードにタイルを4個ずつランダムに置きます。

感想

見た目がカラフルでめちゃくちゃ可愛い！
タイルだけじゃなくてボードやタイルを入れる袋なども全体的におしゃれです。
可愛いボードゲームが好きな自分にはたまりません。

また、程よい重量感のあるタイルが良い感じです。
軽すぎると並べたときに勝手に動いてしまうので、少し重さがあると気にせずプレイできそうですね。

しかし、可愛い見た目には似合わず、結構ガチなゲームです。
場のタイルやボードがオープン状態なので、全員が平等に情報を持っています。
そのうえで、どのタイルをどのタイミングで取るか考えるのが、このゲームの醍醐味だと思います。

状況によっては、マイナス点を取ることで最終的にはそれが良い方向に進んだりと、一手一手が常に悩ましいです。
特に人数が少ないと相手に取らせたいタイルをある程度コントロールできるので、戦略的な駆け引きも楽しめました。
ちなみにはじめてのアズールでは、「わ～、可愛い！！」と何も考えずに欲しいタイルを取っていたら、みるみる点差が広がり、大敗しました。

どのタイミングでゲームを終わらせるかも重要になってきます。
横一列そろえるとゲームが終了するため、ある程度、自分でタイミングを調整できます。
お互いの盤面を見ながら、どこで勝負を仕掛けるか考えるのも楽しいです。
(逆にタイミングを見すぎて、気づいたら終わっていることもしばしば。。)

まとめ

全体的におしゃれで可愛らしいです。
勝っても負けても「次はもっと上手くできる！」という思いが湧いてくるので、
何度も何度も遊びたくなるゲームです。

最後に個人的な『メリット』と『デメリット』をまとめてみました。

購入情報

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